せっかちの人っていますよね。

ウチの鍼灸院にも面白いくらいせっかちの方がいて、お買い物袋がドアの中に入る前に閉めてしまうので「卵が割れちゃったわ!」なんて言っているのです。

他にも80歳を超えているのに、いつだって急ぎ足で息せき切って来院されるおばあちゃんがいます。

もしも転んだらなんて気が気じゃない。

「いや、私は若いころからせっかちでせっかちで、早く鍼して頂戴!」なんて言われます。

私は笑っていられますけど、ご家族は大変だろうな?

さて、東洋医学ではせっかちは脾気虚ととらえます。

まぁ消化器の働きがちょっとバグを起こしている感じです。

消化器とは文字通り、食べたものを飲み込んで自分の体に吸収することがお仕事ですね。

これは心理面でも同じで、自分の周りで起こっていること(起こったこと)を消化して(理解して)納得する力でもあるのです。

拒食症の方の多くは胃カメラ飲んでも何も異常はなかったりしますよね。

胃そのものには問題がない、それは周りで起こっている状況を理解し納得できていないからです。

「どうして私だけが、、、」とか、望んでいないことを強要されていたりとか、、、

鍼灸師はそんな時に消化器の力を高めるツボに鍼を刺したりお灸をしたりします。

それでその方の周りの状況が変わるわけではありませんが、それに対する考え方がちょっとだけでも変わることができれば、身体も良い方に変わることができるかもしれない。

そんなイメージですね。

せっかちな方も周りの状況を落ち着いて理解し、納得する力が欠けていたりします。

せわしなく動いて案外やるべきリストの上位のものを忘れていたりしているでしょ?

まぁ愛すべき人たちでもありますが、やはり本人は体力消耗していたりするのです。

「あ~、いわれてみれば私も最近考えがまとまっていないかも」と気がつかれたら、お灸をしましょう!

三陰交で良いのですよ。